明けましておめでとうございます

 令和4年新春を迎え、初詣に来勢の方々で外宮(げくう)も内宮(ないくう)も久しぶりの
賑わいを見せています。宇治橋が架け替えられたのが平成21年(2009年)ですから13
年前になります。踏板は随分擦れて波打ち、鳥居も橋も全体の立ち姿が“枯れて”きました。
 両ご正宮も参拝の折に見上げると屋根の萱が空いてきており、9年間の雨露を凌ぎ真夏の
猛烈な日差しを心地良く遮ってきた痕跡がその姿に見て取れます。あと4年先(令和8年)と
5年先(令和9年)には、私たちは御木を曳きます。太綱に力を合わせて奉曳できる世の中で
ありますように心から心から願っております。

2022年01月05日